アサシンクリード ブラッドライン

１週間ほど前になるが、布団の中でクリアしてきました。
メモリー（ステージ数）は全部で７、ボス戦は５回か６回だったかな・・。
『MB７：アルマン・ブシャールを暗殺』は、ラスボス撃破って意味だと思えばおｋ。
クリアまでに掛かった時間は、うちは６時間ちょっとだったかな・・
やり込み要素はそれなりにあるもののボリューム不足は否めないか。
以下、良い点と悪い点を簡単に纏めてみる。
あ、ちなみにクリア特典は何もありません。

良い点

特別な道具を使ったりすることなく効率的に障害物を越える（パルクール）
アサシンクリードは『パルクールアクションゲーム』なんだが、この点はPSP版でも味わえる。
建物の壁をよじ登ったり、棒（出っ張り）をジャンプしながら渡っていったり。
戦闘が簡単（ある意味攻撃ボタン連打でもいける）なので初心者にはプレイし易い。
ボス戦だけは少し難しい方。
体力ゲージは自然に回復していくので、死に難い（ただし回復アイテムは存在しません）

悪い点

早い人なら１日で楽々クリアが可能（ボリュームが不足）
難易度選択がなく、２週目要素もないのでクリアしたら『え？もうか・・』って感じ。
クリアしたステージを何度でもプレイする事は可能ではあるが・・。
色で敵味方を識別できる『鷹の目』がない。
街に歩いてる市民の数が圧倒的に減った（表示上３〜４人がチラホラ歩いてるくらい）
視点変更がし難い（Lボタン＋○×△□を押さないと自由に視点変更が不可能）
街が分割仕様（ビューポイント視認可能程度の範囲で、ロードしないと別の地区にいけない）
イベント（会話）が始まる度に、悪くない確率で初めの音声がおかしくなる（ロードが原因？
ミッションの多くが、暗殺や制限時間内に物を届けたり、
敵兵士に気付かれないように目的地に辿りつく等、ワンパターンなので飽き易い。
戦闘が簡単過ぎるので、アクション慣れしてる人ならまず死なない。
兵士と戦う時は攻撃ボタン（□）を２〜４回適当に押すだけで兵士を倒せます。
カウンターとか防御とか回避とか、通常戦闘では殆ど使う必要がない。
あと、隠密状態での奇襲暗殺に関して、目の前で仲間の兵士が死んだのに、
倒れた兵士が目の前に居ても傍に居る兵士が全く気付かないのはどうなのか・・ｗ
全力で走ると兵士にすぐに気付かれる（悪い事を一切していなくとも）
通常の走るでも気づかれる事も・・ちょっと気付かれる頻度が高めかもしれない。
兵士や人の挙動もおかしい（壁に向かって足踏みし続けてたり、自ら海に落ちてたり）
ボス戦にて、何故か体力ゲージが出て・・これを０にしないと倒せない。
ボスが暗殺できないアサシンクリード・・これ何のゲーム（;´Д｀）

・・据え置きのアサクリをやった事がない人にはアクションゲーとしては悪くはない。
アサシンクリードの雰囲気に関しては味わえない事もないですので。
据え置き未プレイの場合はストーリーがサッパリ分からないのでそこは要注意。
ただまぁ・・アサシンクリード風に作ったそれらしいゲームって感じで
このゲームはアサシンクリードとは明らかに違う（あくまで雰囲気を味わう程度）
アルタイル（主人公）の戦闘アクションはPSPでも魅せてくれるので、かっこいいです。
据え置き経験者は・・
ストーリー補完したいなら買うしかないが、据え置き同様楽しむ為に買うなら
ボリュームがない・広大な街中を歩けない・市民の数が少ないのを頭に入れた上でかな。
ストーリー補完だが、残念ながらマリアの話は詳しく説明されないので結局は・・（ｒｙ
デズモンド君は出て来ないし、完全にアルタイルのみで進行。
マリクは出てきません。
３D酔いに関してだが、うちは大丈夫だったが・・ダメな人はダメかもしれない。
３D酔い対策は多少出来てはいると思うが、操作性が悪いので慣れないと酔い易いと思う。
個人的にはこのゲームはオススメ出来ない・・かなぁ・・。
PSPゲームとしては悪くないが、据え置きプレイ者向けに作ったにしては出来が悪い。
携帯機でアサクリのようなゲームをやりたいなら・・Zzz